6月14日(火)10:00~さぽらんてにて2回連続講座の『人をよびこむチラシ講座』が開催されました。
講師はNPO法人 市民プロデュースの小柳明子さん。第1回目の今日はそもそも広報って何だと思いますか?という言葉からこの講座はスタートし、広報の基本やチラシの中身についての抑えるべきポイントと考え方を教えていただきました。
Point.1 チラシを作る目的
Point.2 ターゲットを絞る
Point.3 情報を整える
Point.4 情報発信の手段を考える
みなさんは広報とはPubric Relationsという英語の和訳だって知っていました?市民広報記者になり2年目の私ですが、恥ずかしながら知りませんでした。PRすること、チラシを通して団体を知ってもらう。イベントに関心を持ち、アクションを起こしてもらう。これこそがチラシ作成の、広報の目的でした。
チラシ作成にあたり、最も重要なのはターゲットを絞ること。ターゲットの生活リズムや情報ツール、価値観を想像すること。ターゲットにとって、社会にとって、団体にとってどんなメリットがあるかなど、掘り下げていく必要性を学びました。ターゲットの立場になって意識することって、チラシを作成するためというよりも、イベントの企画段階で必要不可欠な作業だと今更ながら感じました。それと同時に、今まで自分が作成したチラシがいかに自己満足のかたまりだったか・・・。反省です。
最後に、参加者からの質問もあり、キャッチフレーズの考え方について。①団体特有の魅力を②誰もが納得できる分かりやすさで③ターゲットに価値があると感じてもらえるフレーズがいいそうです。「個性が必要なのは言葉ではなく中身!!」ターゲットが「誰でもいい=誰でもない」など、小柳さんの講座には心打たれるフレーズがたくさん出てきます。言葉遊びをしながら連想ゲームのようにキャッチ―なフレーズを考えるとか。とは言え、一朝一夕でできるものでもないので、最初のうちは(あまり大きい声では言えませんが)ターゲット世代が読む雑誌や流行りなどから気になるフレーズをちょっと拝借するのもいいかもしれませんね。ということでした。
一言でチラシというけれど、ターゲットが違えば、表現の方法や情報発信の仕方なども異なり、伝わり方も異なってくるんですね。これからのチラシ作成・広報に活かしたいと思います。
第2回目 は7月12日(火)開催予定です。チラシのビフォーアフターということで、実際に参加された団体さんのチラシを元に、デザインや見せ方のコツを習います。
(市民広報記者 弘谷)