「さぽ発!親子で楽しも☆街中コドモジカンプロジェクト体験報告会」を行いました
12月19日(土)13時半~16時
山口県社会福祉会館(ゆ~あいプラザ)4階大ホール
学童期の子どもたちにいろんな体験をしてもらおうと、夏休みにさぽらんてで開催した小学生対象のワークショップ「街中コドモジカンプロジェクト」は、たくさんの子どもたちの参加と、市民活動団体の協力のもと、大盛況でイベントを終えることができました。
このような活動を山口市の各地域でも必要に応じて広めていきたいという思いから、このたび山口市社会教育課のやまぐち路傍塾(山口市教育支援ネットワーク)とのコラボイベントとして体験報告会を行いました。
●「街中コドモジカンプロジェクト」ダイジェスト映像のDVD上映
同プロジェクトの内容を約3分間で一挙紹介。夏休みに楽しい時間を過ごした子どもたちと、企画を考え、子どもと一緒に楽しんだ市民活動団体の皆さんの笑顔が印象的でした。
●街中コドモジカンプロジェクトの事例発表
同プロジェクトに手を挙げ、企画した3団体によるプレゼンテーション。
1.劇団シバイヌ 宮崎さん「コミュニケーション・ゲーム」
2.よつばの会 正札さん「犬と遊ぼう」
3.プチぶちねっと 堀江さん「街中探検」
それぞれ子どもたちと実際ふれあってみての感想などをお聞きしました。
子どもとのふれあう機会がないから自分たちを今一度見つめ直すことができたり、世代のギャップを感じ、歩み寄るために新しい知識を取り入れようとしたり、犬を通じて子どもたちと地域のつながりを改めて感じたり・・・
子どもたちだけではなく、関わった大人たちもすごく感化されているんだな、と感じる発表でした。
●やまぐち路傍塾デモンストレーション
ここからは山口市社会教育課が推進している山口市教育支援ネットワーク「やまぐち路傍塾」の紹介と、どんなものなのか?を市民の皆さまに実際体験してもらおう!という時間。
やまぐち路傍塾は、「得意」なことを活かしたい!という市民の方や団体が登録。教育活動や社会活動、生涯学習等にその「得意」を披露してほしい!という市民に役立てていく、という取り組みです。
デモンストレーションではやまぐち路傍塾に登録している8組が交代で「得意」を披露。
(クラフト、オカリナ、手品、英語・歌、けん玉、南京玉すだれ、お手玉、リサイクルおもちゃ)
それぞれ20分ずつのデモンストレーションを参加者が体験する、といった形式で4サイクルで行われました。
子どもたちも普段なかなか体験できない「得意」に大興奮!
大人たちも子ども顔負けで昔懐かしい体験をしたり、必死になって取り組んだりととても楽しそうでした。
●さまざまなコドモジカンのかたち~事例発表~
後半の事例発表は実際地域で取り組んでいる「コドモジカン」について。
1.あい・ねっと佐山 兼坂さん
2.キッズクラブふぁいと! 速水さん
3.明日花プロジェクト 宮原さん
それぞれ放課後や長期の休みなど、今の子どもたちのコドモジカンの過ごし方に疑問を持った方たちが立ち上がり、実際に支援していることについてをお話いただきました。
共通していえるのは、子どもたちの時間を有意義に過ごしてほしいという親、そして地域の熱い思い。ひしひしと伝わってきたプレゼンでした。
こういった方々が各地域にもどんどん立ち上がっていくことを願うばかりです。
●最後にお楽しみじゃんけん大会!
事例発表もおとなしく聞いてくれていた子どもたちの出番!
さぽらんてセンター長の渡邉とじゃんけんをして勝った6名が商店街のお菓子券をゲットしました♪もちろんきてくれた子どもたち全員にお菓子のプレゼントもありましたよ!
そして今度は路傍塾の佐伯先生が「大人の皆さんお待たせしました!」と!!
子どもだけで終わりか~…と思っていた大人たちも最後にじゃんけん大会!
私は参加賞として路傍塾のペンをいただきました♪プチ嬉しい^^
今回の街中コドモジカンプロジェクトに関わらせていただき、自分が過ごしてきた子ども時代と、今の子どもたちの違いを常々感じていました。こうまでしないと、子どもたちの時間を作ってやれないのか、と。
でも、今回の報告会で「裏を返せば大人と子どもの関わる大チャンス」なのではないか!?と感じることができました。
やはり、参加してくださっていた子連れのお母さんたちの反応も上々。子どもだけではなく、大人も学べる、子どもと向き合うチャンスですからね。
路傍塾などの素敵な仕組みを活用し、一人でも多くの市民がコドモジカンに関わることができて「コドモジカンプロジェクト」が地域に広まっていくように…
まずはやはり私たちお母さんたちが頑張らないといけませんね!
≪スタッフ 藤岡≫