ボランティア円卓会議

第1回、さぽらんて版 ボランティア円卓会議が6月15日(日) 10時~12時 さぽらんて会議室にて行われました。

第1回目のテーマは「ボランティアを学ぶ」(2回で終了)

参加者はボランティア大学生2名、ボランティア青年2名、市民活動4団体(以下掲載)の計8名。気づいた人が発言をする、みんなからその都度学びをいただくと言う、ざっくばらんな2時間でした。

(団体参加者)
■あしなが学生募金事務局山口県

■こどもと本ジョイントネット21・山口

■すこやか育ち隊

■中山間地域活性化研究会

会議で上がった議題と、参加者からの意見です。
●そもそもボランティアって必要?
(回答)
・ボランティア人口が増える事でまちが優しくなると思う。
・世代の違う人が一緒に活動できるのが楽しい。
・眠っている人の人材の活用になる。
・自分にとっては必要、自分が豊かになる。
・活動をする事で幸せな気持ちになれる
・相手も喜んでくれ、自分も元気をもらえる。
・時間があえば。
・地域を知る事で地域のつながりがある、安心して暮らせる
・誰もがボランティアのココロがあるといいなぁ(思いやりのあるまち)
・必要だけど、ボランティアスタッフの募集が難しい。
・必要だけど、社会人はボランティアしない!
・必要だけど、「してあげる」は悲しい。

●では受け手側(以下団体)はどんな事を考えていればいい?
(回答)
・何を持って幸せかは人それぞれ違うので、団体は幸せのポイントをたくさん持っておいた方が良い。
・単純なボランティアなら参加する方としては選ばない。コマとして「来てください」ではなく「うまみ」はどこに?
・そこでしか得られない経験、多幸感があるとなおさら行きたいと思う。
・どこの馬の骨かわからない人にでも丁寧親切に信頼してもらい、難しい仕事をまかされる方がなおさらやる気が湧く

皆様は、たくさんの顔をお持ちな人ばかりなので、建設的な意見が飛び交います!

●地域に貢献していると思う?
(回答)
・ボランティアしていると言うと、奇特だと思われる(勘違いされる)自分が楽しい、自分が得るものがあるからやっているので、それが地域に繋がりがあるとは2の次。
・貢献というより、遊び心が必要だと思う。
・円卓会議に参加している学生さんがすごいと思う。この学生さん達が学生さんを育てるんだと思う。
・ボランティア活動を通して地域の人を知っていると、安心して暮らせると言う幸せがある。
・地域の多様な年齢の方に出会い、触れ合う事で若い人の偏見や不安がなくなる。
・この活動は自分にしかできないと思っているので、社会に恩を返していきたい。

●「ボランティア募集」に行き詰る団体はどのようにアドバイス?
(回答)
・他団体との交流を持つとよいのでは?
・PR活動をするのを田舎を選ぶのも面白い、都会よりかは口コミですぐ広まる
・若者の団体は田舎に来てくれるだけで嬉しい。
・やめて行った人にリサーチしてみては?
・多様な考え方との出会いの場で難しく考えない、団体同士でたくさんの遊びを。

●つながりで活性化するには?
(回答)
・「うまみ」と「ミッション」はバランス
・ボランティアと言う名前が固い。
・ボランティアはまちを一緒に支える。「まちづくり」とはインターネットで検索をかけない。(ボランティアがしたくて「山口 ボランティア」で検索したという声も)
・学生も学生以外とつながりを作る事から始める。
・ボランティアをしたい人はたくさんいるが、需要と供給の面と同じく「したい人」と「募集側」の“ストア”がこれからもっと必要なのではないか?
・広報は絶対必要!

話し合いはここでストップ、あっと言う間の2時間でした!

(感想)
私は運営上、円卓会議に参加はしておりませんが、後ろから微笑ましく拝見していますと、活動されている皆様は自分の可能性を常に追求し続け、人生を豊かにする力を持ってらっしゃるなぁと、ボランティアを越えた、生き様に対して感動しっぱなしの2時間でした。
いつしか趣旨の「ボランティアを学ぶ」会ではなく「ボランティアから学ぶ」会に気持ちが移行し、皆様から学んでる事、皆様に助けられて今からがある事が本当にうれしくなっていました。
次回は「うまみ」と「情報発信強化」の提案会として再びこのメンバーで、7月13日(日)山口市市民活動支援センターさぽらんて内会議室 10時~12時で行いたいと思います。
当日はサッカーの日本初戦にも関わらず、其々の都合を調整しお越しいただきまして、本当にありがとうございました。
心より感謝申し上げます。

(スタッフ 田中)

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