きっかけは・・・ココ

大げさかも知れませんが、封印をしていたあるお宅に3年振りに足を伸ばしてみました。
99年、このボランティアに携わるきっかけとなった場所です。

出入りを止めた当時のボス、ハスキーも亡くなりたくさん居る犬達の顔ぶれも随分代替わりしておりましたが、相変わらず子犬はひっそりと生まれては死んでいるようです。
乳離れが可能な1匹のみ今回連れて帰り里親探しをしますが、まだ目の開いていない子達が8匹います。
順次里親募集と母犬の避妊をしていかないと・・・。以前と違い人に寄ってくる犬もチラホラ。
今回の目的頂いた150キロの古米とは別にドッグフードを持参、全部に行き渡るのに40キロと少し必用。以前は50キロ必用でしたから確かに犬達は減っています。
でも1回分が40キロです、個人で毎日は無理な量であることは誰の目にも明かです。

個人情報なので詳細は伏せますが県内某所お一人暮らしのお年寄りが「飼っている」と主張されている犬達の数は以前より減ったとはいえ、三桁に近い二桁。
広島ドッグパーク崩壊や全国あちこちで発生しているブリーダー崩壊で放り出されるいわゆる「ブランド犬」には里親希望者が殺到したり早い段階で里親が決まることが多いのですが、3代遡っても生粋のミックスのうえ不衛生な場所での半野犬生活で人との接触が乏しく社会化されていない「普通に可哀想な子達」に温かい手を差し伸べて下さる方に巡り会えることがなかなか無いのが現状です。

こういう状態を見送って封印に至った理由も、言い訳になりますが、お聞きになりたい方はご連絡下さい。
当初からの経緯をお話し致します。