8/28(日)に第2回さぽカフェを開催しました。メンバーは、前回も参加いただいた8名(認定NPO法人山口県腎友会の吉村さん、ポポメリーの藤本さん、あなろぐの会代表であり難病サポートfamiliaやまぐち副代表の岸田さん、親の会カフェ山口~起立性調節障害と不登校について考える~の石井さん、山口産業保健総合支援センターの山藤さん、協働推進課2名、.Style代表でキャリアカウンセラーの小西さん)に、新規参加者2名(ポポメリーの松田さん、山口大学難病対策支援センターの北村さん)、そしてさぽらんての学生スタッフ1名。
初参加の方もいたので1回目のさぽカフェの内容を簡単に振り返ったあと、前半はガンと診断された人に、仕事と治療を両立するにあたってどんな支援が必要か、診断後、休職中、復職期、復職後の4つのフェーズで考えるワークを行いました。
診断後には『病気についての情報を正しく提供する』『相談機関の紹介』『ポポメリーさんの紹介』など、当事者が病態も含めた自分の状況を理解、整理するためのサポート、休職中には『保健師等の介入』『ファイナンシャルプランナーへの相談』など、本人が治療に専念できるための環境整備、復職期には『介護保険や夫の介護休暇の利用』『復帰までのプロセスを職場と話し合う』『家事、育児への理解』『治療中の保育支援』など、周囲との関係調整、復職後には、『がんばりすぎないための支援』『復職後に起こりえる課題に対する支援』『定着支援』など、本人の体調にあわせてキャリアを無理なく生かしていくためのサポート体制、段階に応じて必要な支援が異なることが浮き彫りになりました。
後半は、仕事と病気の両立に必要な情報にすばやくアクセスできるポータルサイトの作成を視野に、どんな情報を掲載したらいいかについて意見を交わしました。
そのなかで、当事者家族でもある学生スタッフが、子どもが病気について理解を深められる機会の必要性を提示してくれました。そうした意見も踏まえたうえで、ご参加いただいた関係者と引き続き情報共有しながらさぽらんてのHP内に特集サイトを作っていこうと思っています。
完成したらかわら版にてリンクを公開いたしますのでどうぞお楽しみに。
(さぽカフェ担当:川上)