2024年11月18日(月)、さぽらんてにて新たな取り組みやチャレンジで地域を盛り上げたい!という方を対象にクラウドファンディング講座を開催しました。
受講者:市民活動団体4団体5名、地域づくり関係5地区8名、行政職員2名、財団1名とさぽらんてスタッフ、協働推進課で総勢23名
講師は、日本ファンドレイジング協会中国チャプターより、船崎美智子氏、柿沼瑞穂氏の豪華W講師。「おもしろい事例いれときます」と事前に連絡いただいていたとおり、みなさん興味津々に引き込まれていました。
「クラウドファンディングをすれば、不特定多数から寄付が集まる」と思っている方も多いようですが、その実態は・・・「3分の1の法則」で①家族・知人、②知人の知人、③見ず知らずの人が等しく3分の1ずつなのだとか。つまり、3分の2は身近なつながりで、ここが達成されてはじめて見ず知らずの人が「どれどれ」と関心を持って応援してくれるんだそうです。
実際にクラウドファンディングを達成した経験をもつ柿沼さんから、達成までの流れが時系列で示されましたが、なんとアクションの多いこと。柿沼さん曰く、期間中はアドレナリンが出ているので、完走できたとのこと。
クラウドファンディングには、プロジェクトの魅力だけでなく、情熱も事務力も、そして日ごろのネットワークも必要で、とんでもないエネルギーとスタミナがいるんだなと改めて感じました。
受講者からは、キュレーター(成功に導いてくれるクラファンサイト運営の支援担当者)との相性や料金プラン、企画をより魅力的に見せるテクニックなど質問が次々とあがりました。
基礎知識として学びに来たという方の中にも、クラウドファンディングをやる予定はないけれど事業に活かせそうなヒントがあったと講座は大変好評でした。他の人の質問もイメージが膨らんで学びになったと、みなさん大変意欲的にそして柔軟に受け止めていらっしゃいました。
講座終了後に、「難しいとは思うがクラファンしかない」という声もきかれましたので、ご要望がありましたらさぽらんてでも全力でサポートできるよう、スタッフ一同研鑽を積んでまいります。
<スタッフ 小田>