2022年10月、ピンクリボン月間。
10月16日から31日までの16日間にわたって「がんを知る展示会」を開催いたしました。
「がんを知る展示会」を終えて
展示に協力してくださった団体は3団体。
がんに向き合う団体であるポポメリーさんは、がんに関する情報展示(ウイッグ、入浴着、がんの大きさを知らせるマスコット「キャンサーくん」、ピンクリボンツリーなど)を制作し、壁一面に掲示してくださいました。
👉団体Instagram https://www.instagram.com/popomerrypopo/
リレー・フォー・ライフ・ジャパンやまぐち実行委員会さんは、ともに歩き語り合うイベントを通じてがん経験者やご家族に希望を灯すリレーイベントの紹介やがんに関する情報を、テーマカラーの紫色を基調に展示してくださいました。
👉団体ブログ https://relayforlife.jp/yamaguchi/archives/2288
山口市健康増進課さんは、がんだけの視点ではなく、年代に応じて健康を考える展示「女性のライフステージと健康づくり」をめくり方式でわかりやすくまとめてくださいました。
そして、展示をご覧になった方々に協力していただき「大きなピンクのハート」が完成!たくさんの市民の方に、がんや健康への理解が広まりました。
これをきっかけに、一人でも多くの市民のみなさまががんや健康について考えることができ、さらにがんになっても寄り添ってくれる団体があるということを知っていただけたのではないでしょうか。
さぽらんては、これからも団体への支援、協働のきっかけづくりを継続していけたらと思っております。
≪さぽらんてスタッフ 藤岡≫
「がんサバイバーの体験談を聴こう」アーカイブ映像配信
2022年10月23日(日)「がんを知る日」で開催した「がんサバイバーの体験談を聴こう」のアーカイブ映像をさぽらんてのYouTubeで配信しています。当日のお話を聴けなかった方、これからお聴きになりたい方はぜひアクセスしてください。
👉がんサバイバーの体験談を聴こう(午前の部)「がんを経験した話~社会のなかでの私の役割~」
https://youtu.be/c80Q0CZzDUY
👉がんサバイバーの体験談を聴こう(午後の部)「もしがんと宣告されたら~家族や周りの人の対応~」
https://youtu.be/ow_Q1ZZIdAA
👉がんを知る日のレポートはこちら
展示期間に集まったアンケート結果のご報告
がんを知る展示会をご覧いただいたみなさまからの貴重なアンケート集計結果です。
イベントへ足を運んだ方は女性が多く、主にご自身や身近な方ががん患者、という方が情報を求めて足を運んでくださいました。
回答期間・・・10月16日~31日(10月23日に開催した「がんを知る日」を含む)
回答者数・・・41名(女性34名、男性6名、回答しない1名)
Q.このイベントをどこで知りましたか?(複数回答可)
- 団体、友人、知人、家族などの紹介・・・17名
- ええやん新聞を見て・・・15名
- チラシを見て・・・7名
- さぽらんてのHP、SNS・・・7名
- 山口市報(10月15日号)・・・5名
Q.行ってみようと思ったきっかけは?(複数回答可)
- 自分自身ががん患者・・・14名
- 身近な人ががん患者・・・12名
- がんについての情報や交流を求めて・・・10名
- 友人、知人、家族の勧め・・・8名
- 仕事関係で・・・5名
Q.始めて知ったこと、印象に残ったことはどんなことですか?(抜粋)
- アピアランス(外見)ケアについて(がんを取り除く過程や取り除いた後にこのような問題があるということを初めて知った)
- キャンサーくんがかわいいし、実際触って体験できるところがよかった。
- 住んでいるところによって受けられる医療に格差大きいことがよくわかりました。
- 入浴着を直接手に取り見ることができた。
- がんが1cmになるまで10年、2cmになるまで1年ということ。
- 湯田温泉でたくさんの温泉施設が入浴着OKになっていること。
- がん患者になってから、また、がんになる前に知っておくと安心な情報がたくさんありました。
Q.自分自身や家族の健康のために、これから取り組みたいと思ったことを教えてください。(抜粋)
- セルフチェック
- 健診に行く
- 定期的に乳をさわってみようと思った。
- 手術後の生活など、知らないことが多いことに気付いたので、これからは知る努力をしようと思いました。
- 大切な人のため、自分のためにも、こうした情報に興味を持ってもらえるよう、発信していきたい。
- 子どもの教育にも生かしたい。知っているのと知らないのとでは大違いだと思いました。
- 野菜の摂り方を意識していきたい。
- 私も笑顔をたくさん届けていきたいです。
- 医療用の帽子を編み物でつくり、寄付でつかっていただけたらと考えています。(団体より)