7月26日(金) さぽらんて夏休みこどもまつりが開催されました。
山口市内の市民活動団体がそれぞれの得意分野を活かした体験コーナーが盛りだくさん!当日は早くから親子連れで大賑わい、こちらもさっそく子どもと一緒にいろいろチャレンジしてみました。
◆ 竹林ボランティア山口
市内で伐採した竹を用いた竹とんぼ作りに挑戦。まず小刀で羽の部分を削っていきます。教えてくださる方いわく最近のこどもは小刀で鉛筆を削らないので使い方が下手なんですよとのこと、わが子に目をやると・・・納得。でもコツをつかんだらその後はスムーズに進みました。羽の中央を火であぶってねじりを入れて、串を通せば出来上がり。ちなみに七夕ちょうちんまつり用にも200本の竹を用意されているとか。あのちょうちんを飾る竹は竹林管理にも一役買っているんですね。
◆ ぶち楽山口
段ボールでフォトフレーム作りもありましたが、ここではぶんぶんごまを作ってみました。段ボールを2枚丸く切り取り、中央に紐を通したらあっという間に完成。紐を両手で引っ張って回すとその名の通りぶんぶん鳴ります。その音が快感らしく子どももはまっていました!身近にあるものでこんなに楽しいおもちゃが作れるんですね。
◆ すろーふーどらいふ和
炭酸入浴剤作りにチャレンジ。分量の重曹とクエン酸を練り上げて固めただけで簡単エコな入浴剤の出来上がり。しかも口に入れても安全だなんて!家族でワイワイ作ってみるのも楽しいのではないでしょうか。その他に水と石鹸水と洗剤、どれで種が発芽できるのか??を観察できるラディッシュキットもゲットでき、夏休みの自由研究のネタがひとつ増えました。
◆ くすの木母親クラブ
割り箸のリユースで輪ゴム鉄砲作り。ここのブースは男子率高し!わが子も一番熱中していました。代表の宮成さんのお話によると、買い与えるおもちゃより、手作りおもちゃのほうが壊れてもまた直して物を大事にする心も育つんだそうです。紙パックを的にして出来上がった鉄砲で知らない子同士が楽しそうに遊んでいる姿を見ていると、何だかいろいろと考えさせられました。
◆ 整理収納アドバイザー チーム山口
ちらばったおもちゃを三つのかごに仕分けするタイムを競い合い。ふだん「お片づけ」のワードを敬遠する息子が必死の形相でおもちゃをかごに入れている姿が滑稽でした・・・
◆ とくいの銀行 山口
商店街の体験ツアーに参加しました。片手サイズのドーム状の黒いカップを一人ひとり渡されて出発。それが段ボールでできた手作りプラネタリウムの星の元になります。それぞれのお店の紹介を聞きながら、印象に残ったイメージをカップに点で書いていきます。さぽらんてに戻ってきたら、その点を画びょうで穴を開けプラネタリウム内に設置して完成です。
その他にも、STOKE BUMでは廃材(自転車のチューブ)を使ったジャグリング作り、ピース★バンビーノではツリーに飾る手形とりなどが体験でき、また2階ではStoryがことば遊びを、アムネスティ山口ではパワーポイントを使ったやなせたかし作の絵本の読み聞かせが行われていました。そして館内にずっといいにおいを漂わせていた阿東牛カレーは絶品、皆さん嬉しそうに美味しそうに食べていました。どのコーナーも大盛況で、全部網羅したかったけど時間が全然足りませんでした!
今回こどもまつりに参加して、「学びの場」はたくさん身近にあって大人も子どももアンテナを張って引っかけないともったいないなと実感しました。遊びに来てくれた市民の皆さんにも、市内にはさまざまな市民活動団体があることを知っていただけたのではないでしょうか。
また印象的だったのが、体験物づくりを通して大人から子供にいろんなことが伝わっていくんだな・・・ということです。核家族が増えている現代、普段生活しているとなかなか世代間交流は簡単ではありません。こういったふれあいの場は大切だと思いました。
世代間の縦のつながりも体験でき、多くの出会いを親子で満喫できたおまつりでした。参加団体を始め関係者の方々、さぽらんてスタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした!!
【参加団体】
竹林ボランティア山口・Story・中山間地域活性化研究会・くすの木母親クラブ・ぶち楽 山口・すろーふーどらいふ和・整理収納アドバイザー チーム山口・とくいの銀行 山口・アムネスティ山口・STOKE BUM・ピース★バンビーノ・マロニエの森の会(パネル参加)
市民広報記者 石田