さぽらんて 今回、市民活動をしている団体のサポートの一環として、チラシづくり向上の為の講座を開催しました。募集をすると、あっという間に申込みがいっぱいになりました。団体には事前にチラシづくりにおいての悩みどころを上げてもらいました。たとえば…
・目をひく、興味をひくデザイン、チラシの作成を学びたい。
・いまいちあか抜けない、固いイメージになる
・ワードでチラシをつくったことがないのでつくれるようになりたい
などなど様々な悩みを抱えていらっしゃいました。
そして講師には、パインワークス代表の千々松葉子さん、デザイナーの山寺わかなさんを迎え3時間におよぶ講座が始まりました。
【参加団体】
一の坂周辺地区ブロック協議会
ＮＰＯ法人支えてねットワーク「和の家」
コミュニティ有志会ほうふ若者サポートステーション
シティカレッジＯＢ会
Ｓｔｏｒｙ
ピース☆バンビーノ
●チラシを作る前に
まずは講師からの質問から始まります。
普段ワードを使っている人は？9人中5人
頭の中でチラシにする内容をまとめて直接作成する人は？9人中3人
案を下書きしてから作成する人は？9人中6人
みなさんはチラシを作ることが目的になっていませんか？チラシづくりでは目的にそったチラシを作ってみましょう。例えばイベント参加者を募集したい、メンバー募集をしたい、寄附募集をしたい、こんな人に手にとってもらいたいなど、置く場所、配付箇所なども含め具体的にどんな人に来て欲しいかイメージしてから作ってみましょう。
次に、普段身近にある。業者が作成したものではない手本になるチラシをストックして慣れていきましょう。
●コピー
タイトル・キャッチはリズムを大切に。5・7・5、5・5・5
タイトルかキャッチのどちらかで、内容がわかるようにしましょう。
なるべく長い文章は読みにくいので一文は短めに。漢字は少なめに（全体の3割以内）漢字の使い方の注意、子供→子ども、専門用語はさける、日時・場所は複数人で確認するなど。
ここからは講座の流れでご紹介します。
●チラシ作成企画書丸①②→レイアウトの基本①②→よくある失敗例→文字の配置→段落→パーツの場所移動→図形とテキスト→記号と特殊文字→ワードアート①②→フォントを追加する→フォントのサンプル→手書きを使って一工夫→デジカメ写真を使う→フリー（無料）素材を使う→おすすめフリー素材集→印刷について→実践・チラシをつくってみる。
このような流れで今回はチラシづくりの基本から、作成までを行ないました。3時間という限られた時間の中、なんとか無事に終了しました。
今回参加された方9名からアンケートを取りました。
◇今日の講座を100点満点で評価すると？ という質問に対して
平均89、2点も頂きました。ありがとうございます。
◇100点と書けなかった理由は何ですか？という質問に対しては、
・説明のペースが速かった
・フリーフォントのダウンロードの方法をもう少し詳しく説明し て欲しかった。
・パソコンのバージョンの違いで戸惑うことが多かった。
・すでに知っている内容が多かった。
・プロジェクターの文字が見にくかった、作業時間が足りなかっ たなどなどです。
◇今回この講座に参加しようと思った一番の動機は何ですか？と いう質問に対して
・ワードでチラシを作ることが出来なかったため
・チラシを好印象にするため
・パソコンに慣れるため
・団体のチラシを作れるようになるため
・自己流でしているのでバリエーションを増やすため
・ワードでのチラシづくりに興味を持ったため
◇講座の内容でどんなところが今後役立ちそうですか？
・自分たちのチラシの改善点などが勉強になった
・全体のレイアウトや色画用紙の使用
・余白は小さく(空間の使い方)、テキストボックスの使用
・他の団体の評価や講師からのアドバイス
・記号を使って絵を描く、ワードアート、ペイントの使い方
◇どんな講座があったらまた参加してみたいですか？
・イラストレーションの使い方
・個別に疑問点や苦手分野について学ぶことが出来る
・話し方講座
・印刷物のデザイン講座
・IT関連
・ブログ講座やExcel便利利用術(パソコン関係)
など様々なご要望がありました。
◇今日の講座の感想や意見
・時間が足りなくてチラシを完成させることが出来なくて残念
・パソコン初心者だったが親切に教えてもらえた
・他の団体の活動が参考になった
・講師の2人がすてきでした
・レイアウトの重要性に気付いた
・ワードの使い方がバージョンアップしたと思う
・機会があれば第二回、三回と参加したい
・内容が充実していたので時間があっとゆうまでした
・すごくわかりやすかった
と全体的に高評価の講座となり、市民活動をしている団体に喜んでいただけて開催して良かった！と思いました。
以上今回の講座のレポートでした。
スタッフ：飛田
