広く市民の声を吸い上げる力をつける2学期終了!
平川地区をモデル地区として、既に地域の課題解決のために活動している団体・人にお話しを伺い、まとめていった2学期の様子をダイジェストでお知らせします。
■9月3日(土)
『市民が調査する意義』・・・カードを使って整理していきました!
地域住民が調査することで、地域の人とのネットワークができる、地域の拠点とつながりができる、住んでいる地域の人への調査であればあやしまれず声がかけやすい、自分たちが生活していて感じていることを伝えることができるなど、専門家にはない今後の地域のパワーアップにつながる要素がたくさんみつかりました。
『調査方法基礎講座』
調査に行くに当たっての大切なポイント
○調査対象の方が住みよくなるための調査であること
○調査に行く人の熱意と共通理解が大切
■9月23日(土)
『調査項目を考えよう』
聞きたいことはいっぱい、でもなんのための調査なのかを押さえて調査内容を絞っていくために、それぞれの項目の目的を参加者同士確認し意見交換して行く作業は、まとめていくのも大変ですが、本当に大切だと実感しました。
■10月1日(土)
『調査項目の検討』
まずはプリテストを行い、聞き取り調査への心の準備と調査項目を確認していきました。実際に行ってみると聞き取りの難しさ、設問の表現、順番など気になるところがいろいろとあり、素人ながらも磨かれた調査項目になっていきました。
■11月12日(土)
『聞き取り調査中間報告会』
「初めての調査体験で電話でアポを取るのもドキドキでした」「普段お話しする機会のない方から、今まで知らなかった地域の素敵な話をたくさん聞けた」「人との出会いでまたひとつ勉強できた」「古き良き文化を感じる空間でものすご~くおいしい柿をいただいちゃった」など、ドキドキしながらもちゃっかり出会いを楽しんできた参加者の様子が伺えました。
■12月3日(土)
『聞き取り調査内容のまとめ作業』
○団体調査から見えてきたキーワードをまとめると・・・
若い人の事業への参加など団体の課題を解決していくためにも、横のつながりが持てたらいいね。対応策を考えて行くためにも具体的な活動や気になる意見などもっともっと聞いてみたいね!
○地域交流の聞き取り調査のキーワードをまとめてみると・・・
地域の行事は活発で世代交流の機会は多いが、その時だけの付き合いとなっている。治安の悪化など、人口増などによるひずみが出てきている。もっと住民同士のコミュニケーションが必要と思っている人がたくさんいる。などから、誰もが住みよい平川地区づくりに向けて、情報発信や団体と地域住民のネットワークに向けて新しい形の組織が必要なのでは。
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ひと・まち塾では、10年・50年後の社会を想像しながら、誰もが住みやすいまちづくりを目指して、今私たちにできることは何かを考えていく市民の勇気ある一歩を応援しています。
参加者と地域との関わりは、まだまだ茫洋としていますが、今必要なことがうっすらと見えてきたように思います。
いよいよ大詰めの3学期は、参加者の企画・運営による実験事業を行います。どんな展開になるか楽しみですね!
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