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6月12日に、活動充実講座、スマホde写真を開催しました。講師はフリーのフォトグラファーで現在はレノファ山口の公式カメラマンも務める菓子谷梨沙さん。
参加者はキャンセルもあって2人と少なめでしたが、その分マンツーマンでじっくり理解を深めることができたようです。
近年スマホのカメラ機能が飛躍的に向上しており、プロのカメラと変わりない撮影ができるようになっていることと、そのまま情報発信につなげてほしいという意図から今年度はスマホでの撮影をテーマにしました。
自己紹介では団体活動においてどんな写真を撮影することが多いか、撮影上どんなことで困っているか、悩んでいるかについて話してもらいました。
座学で露出補正やサイズ、被写体との距離の取り方、ポジション、構図などについての基本を学んだらさっそく撮影実習開始。
こちらはキャンドルライト。オート撮影した左の写真に比べ、-に露出補正したことで深みと雰囲気が出ました。
基本暗いところで撮影する時は露出を+に、明るいところで撮影する時は露出を-にするといいようです。
最初から暗すぎたり明るすぎる画像はアプリ等を使っても加工が難しくなりますのでぜひ事前の露出補正を。
キャンドル・before
キャンドル・after
この2つの写真には露出補正以外にも違いが。左は立って上ポジションで撮影、右は・10cmの距離から上ポジションで撮影しました。焦点距離の兼ね合いでスマホのカメラレンズは被写体にゆがみが生じやすくなっています。実物は右に近い形状ですが、ポジションや距離次第でこのように違って見えることも。四角いものを四角く撮りたい時は、なるべく正面からのポジションで撮りましょう。ちなみに人物を全身撮影する時は脚長効果があるので下ポジションがオススメだそうです(笑)。
お次はさぽらんてでの写真講座で定番となっている食べ物撮影。今日のモデルは夏シーズンということで水ようかんです。
水ようかん・before
水ようかん・after
左は外光の入らない室内でオート撮影。これでも充分おいしそうですが、外光が入る場所で撮り直した右の写真をみると、自然なツヤと透明感が増しているのが分かります。
続いては参加者からのリクエストで、『プロジェクター使用時の室内撮影』という設定で撮影をしてみます。これも事前の露出補正がポイントのようです。
暗い室内での撮影・before
暗い室内での撮影・after
オート撮影した左の写真は人物が暗くスクリーンが明るく見えますが、フラッシュをオフに設定し、露出をあげて撮影し直した右の写真は、人物とスクリーンの明暗の差が少なくなりました。
スマホのカメラにはHDR(ハイダイナミックレンジ)という、肉眼で見た時の風景に近いきれいな写真に合成し仕上げてくれる機能があり、この機能をオンにしていると明暗差が激しいところも割ときれいに映ります。
それでも暗いところで撮影すると、光量不足によってシャッタースピードが落ちるため普通にシャッターを押すと手ブレしてしまいます。そんな時はセルフタイマー機能+三脚を使って撮影すると手ブレが防げるとのこと。ここで「ホタルも撮影できるのか?」という質問が。結論から言うと残念ながらスマホでホタルはきれいに撮れないとのこと。カメラマンはマニュアルを細かく設定できる本格的なカメラを使い、シャッタースピードを思いっきり遅くし、時間をかけて撮ることではじめてホタルの写真が撮れるんだそうです。
参考までに講師が撮影したホタルの画像をお借りしました。
菓子谷講師が撮影したホタルの写真その1
菓子谷講師が撮影したホタルの写真その2
なんと美しい!写真の世界は奥深いですね。今回学んだことを市民活動の場で生かしてもらえると幸いです。
菓子谷梨沙さんのウェブサイト
(スタッフ 川上)