短いフレーズで思いを伝えるPOP講座~募金箱編~

店舗等で目にすることも多い、販促目的で活用されるPOPをつかって活動をPRしよう!とPOP講座を開催しました。

講師は、さぽらんて登録のNPO法人NOBORDERの理事長で、グラフィックデザイナーでもある松本奈津美さん。社会貢献の延長で始められたダンススクールの生徒を、本業のPRスキルを活かして5年で150人に増やしたそうです。その成功のカギは、目的とターゲットを絞りこんだこと、チラシを置いた場所やタイミングなど状況を掴んだことだとか。

POPづくりにも同じことが言えるということで、解説を交えながら基本原則として4つのポイントを学びました。

①必要な場所に(場所の雰囲気にも配慮して)

②必要な情報を(役立つ情報、わくわくする情報など)

③見やすく読みやすい文字で(文字の上下をそろえるときれいに見える)

④タイムリーに表示(作りっぱなしにならないように)

 

目からウロコだったのが「25の質問」ワーク。誰におすすめですか?どんなとこがおすすめですか?こわだわりはなんですか?など25にも及ぶ質問を埋めるとPRしたいコトがらとターゲットが絞り込まれていきます。そうすると不思議とフレーズが思い浮かんできます。イラストや文字が苦手という人は、フリーのイラストやフォントを活用したり、得意な人にお願いするのもいいかもしれませんね。大切なのは、伝えたい情報を整理する、ターゲットをイメージすることだと学びました。

講師の松本さんは日頃、グラフィックでデザインされていますが、手描きのあたたかみの持つ魅力もお話ししてくださいました。

本来なら、対面式で画材を共有したり、制作の過程をわいわい言いながら楽しんだりとしたかったのですが、参加者同士の表情を見ながら参加できるオンライン講座もなかなかに良かったです。

90分という限られた時間だったので、技術的なところを学ぶ時間はあまりありませんでしたが、気軽に取り組めること、情報整理のポイントなどもわかりさぽらんてでもPOP掲示増やしていこうと思いました。

講師の松本先生、ご参加くださったみなさまありがとうございました~