前回に続いて参加者は、てごのて、メディエーター、Yan、山口せわやきネットワークの4団体と市民4名、総勢12名 です。
今回の目的は全員が“ムービーメーカを使って映像をつくれるようになる!”
ということで、皆さん、デジカメ・パソコンを持参され、ハリきってのスタートです。
今日のプログラム
①ムービーメーカーの使い方
ムービーメーカーって何?このソフトを使って何がどういう風にできるの???
(ムービーメーカーとは、Windowsに入っているソフトです。初心者でもムービー作業に沿って進んでいくと簡単に映像が編集できるように作られています。)
そんな疑問を、パソコンを使い場ながら一つ一つの項目を分かりやすく説明していただきました。参加者一同、こんなに簡単に映像が編集できるなんて~!と感動しながら聞き入っていました。
②ニュース映像の分析
みんなでネットニュースの映像を見ました。
東京浅草寺でほおずき市が始まった、というたった38秒の何気ないニュース映像でした・・・と普段なら終わるところですが、気をつけて見てみると、9カットの映像でつくられ、浅草寺、色あざやかなほおずき、ほおずきを売る人、買う人、声や風鈴の音など・・・見る人がきちんと内容やいろんな情報を理解できるように配慮してニュースが構成されていることに気づくことができました。
午前中の講座の中で、会田さんが言われたお話から
*音楽は著作権の問題があるので、著作権フリーの素材集から使うとよい。
*講座の目的が、情報を見える化するための一つのツールとしてブログに映像をアップすることなので、映像で全てを語ろうと考える必要はなく、雰囲気を伝えられたらいいぐらいの気分で、足りない部分をテキストで書き加えたり、写真を載せて補うといい。気負わないで取り組もう!
*3~4カットの短い映像を、いくつかつくって、継続して発信していくといい。
ここで、午前の部が終了。
エネルギー充填した後、午後の部スタートです。
③まずは撮影
今回は、「さぽらんて」をテーマに撮影することになりました。他に撮りたいものがあるという人は、そちらを優先してもらいました。
◆会田さんからのアドバイス
*撮影するものを始めに書き出しておく(設計図)。
*ホワイトバランス、明るさは“オートモード”で。
*カメラを水平にする。
*なるべく三脚を使い、固定した位置で撮影する。
*手振れの映像は初心者が撮影したとばれちゃうので、固定位置で撮影、ズーミング(徐々に拡大、縮小していく)はしない。撮影したいものに近づいていく。それが人であれば、自分と人との信頼関係が築けます。
*編集作業を数多くこなすことによって必要な映像というのがわかるようになります。とにかく、気負わずまずは映像を撮ってみること、と同時に「今撮影している映像が、どう使われるか」を考えて撮影することも大切です。
④20分後、編集作業スタート!!
◎まずは編集準備
パソコンへ映像を取り込む → ムービーメーカーを立ち上げる → ムービーメーカーに映像ファイルを読み込む → コレクションを開き、名前を変更し一つのフォルダにまとめる → プロジェクトファイルを保存する
◎いよいよ編集作業
コレクションモードに切り替え、映像の確認 → カット編集(ストーリーボードにしてラフに映像を並べていく) → トリムング → 整える(ポストプロダクション)・・・字幕・ナレーション・音楽・音量・映像の切り替わり
「会田さん、ちょっとすみません~」の声が飛び交う中、会田さんの適切なアドバイスを受けながら、全員なんとか映像をつくりあげました。
映像お披露目!
同じテーマであっても、撮影する人の目線、組み込まれる音楽、文字で全然違う印象の作品が出来上がりました。どの作品も短時間なのに、なかなかの出来栄えでした。
⑤参加者の感想
・デジカメで初めて撮影をしました。またパソコンのムービーメーカーも始めて開きました。こんなに簡単に編集できるとは思いませんでした。
・映像づくりはおもしろい!!自分でも作ってみたい(団体参加の方)
・自分の知らないことを知ることができ、新しい経験がたくさんできた
・ムービーメーカーの使い方さえ分からなかったのに(あることも知らなかった)の
に内容が理解できて一通りできるようになった。
・会田先生の説明はとても分かりやすく取り組み易かった。
・自分で映像を撮って編集する過程をひととおりやってみたので流れが少し分かっ
た。編集したらあんな画像があればよかったなあと思った。何事も経験ですね。
皆さん、本当に充実した1日を過ごされたようでした。
私も、学んだことを生かして映像の撮影編集に挑戦してみようと思います。
次回の講座は、8月29日(日)の中間発表会です。それまでに、各グループや個人が、テーマを決め、設計図をつくり、撮影・編集をおこないます。途中、疑問や困ったことが起こったら、会田さんが個別指導してくださいます。
みなさん気負わず楽しくやりましょうね!!
市民広報記者 高場