財団名等 | 一般社団法人アクト・ビヨンド・トラスト |
分野 | 環境 |
助成目的 | 一般にはあまり知られないまま、お米から果物まで、ときには「減農薬」の切り札として用いられ、シロアリ駆除剤や防虫剤として身近な暮らしにも入り込んでいるネオニコチノイド系農薬(フィプロニルなどを含めて「浸透性殺虫剤」とも総称)――。有機リン系農薬の代替物として1990年代に開発されて以来、国内外を問わず使用が急拡大するネオニコチノイド系農薬は、その浸透性・残留性・神経毒性から、ミツバチの大量死が示唆するように生態系と生物多様性全体を脅かすばかりか、子どもたちの脳の発達にも悪影響をおよぼす可能性が指摘されています。EUでの使用禁止措置をはじめ世界的に研究や規制が進んでいますが、日本では各地で民間の削減努力が生まれつつある一方、全体的にはいまなお規制緩和の方向です。本助成は、予防原則を踏まえて、浸透性殺虫剤の被害を防ぎ、規制のあり方や一般市民の消費行動を変える働きかけ、浸透性殺虫剤の影響を市民の立場から検証する調査・研究、そしてすでに多くの環境化学物質と放射能に取り巻かれた私たちが、浸透性殺虫剤にどう対処していくべきかを探る公共的な議論喚起など、問題解決に向けた効果的な取り組みを支援します。 |
対象団体 | 【ネオニコチノイド系農薬をめぐる問題の掘り下げや、使用の削減ないし中止などに取り組む個人および団体に、総額300万円の助成】 |
内容 | 以下4部門a) 調査・研究部門b) 広報・社会訴求部門c) 市場“緑化”部門d) 政策提言部門 |
金額範囲 | 〜50万円, 51〜300万円 |
助成金額詳細 | 【助成金額】総額300万円 |
募集開始 | |
募集締切 | 2017年2月10日 |
募集締切詳細 | 【応募受付期間】2016年12月19日(月)~2017年2月10日(金)消印有効 |
随時受付 | 募集期間あり |
エリア | 全国 |
区分 | 助成金 |
人件費 | 非対象 |
募集要項URL | |
財団等URL | |
お問合せ先 | 【問合せ】一般社団法人アクト・ビヨンド・トラスト 助成係電話:070-6551-9266(10:00~19:00)Email:grant@actbeyondtrust.org【ホームページ】http://www.actbeyondtrust.orghttps://www.facebook.com/actbeyondtrust |
備考 | 応募要項、申請書などの書類一式はホームページからダウンロードしてください。 |