4月9日(日)、隊中様の供養祭に囲炉裏の会から5名とボランティア案内役2名の計7名で参加しました。
隊中様とは、「藤山 佐熊」(ふじやま すけくま)と言う人物で、騎兵隊の諸隊の1つである振武隊(しんぶたい)の兵士として戊辰戦争で戦い、明治維新後は山口に帰還して反政府軍として戦いました。
藤山佐熊は戦時下であっても村人や旅人の病気や怪我を治療し、薬を分け与えたそうです。そのような功績が地元の人々から讃えられ、祀られています。毎年4月9日は藤山佐熊の供養祭が行われる日です。
供養祭へはまず、小出公民館で受付と祭壇への参拝を済ませてから隊中様のお墓まで山道を歩いて行きました。
この日は天候に恵まれ、ハイキング気分で皆んな気持ちよく山道を歩くことができました。
途中にはツツジが咲いていて、とても綺麗でした。
そして、約2kmの道のりを30分程かけて歩き、お墓に到着しました。
供養祭は関係者約20名が参加され、厳かに執り行われました。
隊中様の供養際に参加し、地域の方々が身近な歴史や文化を大切にされているのを強く感じることができました。またこういった機会がありましたら、囲炉裏の会として参加したと思います。