お知らせのページの迷子ダックス嬢、23日夜無事飼い主さんのご親族のいらっしゃる防府に帰りました。
ほっぷ山口版や防府版を見てではなく、ブログや保護主さん作成の張り紙でもなく、保健所経由の連絡で。
以前にも子犬を保護された経験のあるこの保護主さんは13日に山口&防府の警察署に連絡し休み明けに市役所・保健所へ連絡済み。
飼い主さんも当然行方不明になった13日から近所を探しており、翌14日には警察に届けを出しました…って。
…警察から双方への連絡はなし!!
いったい何のための届け出なんでしょう。
またですか!何度目ですか!! ←ここ強調したいっっす。
14日には「大阪の家」に帰れていたはずの子でした。←ココも強調!
ねえ、ちゃんと仕事をしましょうよ。
飼い主さんが保健所へ連絡されたのは23日になってから。
「保健所では2週間保護されると聞いた」ので、もしかしたら保健所にいるかもしれないと思われたそうな。
悲しき「ガセネタ」の横行も気になります。
昔はありえたかもしれない2週間保留。
すべてスピード社会の今、保護日にもよりますが概ね2〜3日と思ってくださいね。
そののち、保健所からどこへ…?
今回も保護主による自宅保護ではなく保健所へ保護依頼していたら、もう…な、ケースです。
結果オーライですけどね。
いなくなったら、「毎日でも警察や保健所へ連絡する」くらいの気持ちで探さなくては…
こちらの本気度を示さなくては、担当者には伝わらないこと、改めて学習した次第です。
※現在「保健所」とは言わず「健康福祉センター」と名称が変わっていますが、まだまだ浸透していないので今回保健所とさせていただきました。
また今回あってはならないことですが、こちらの不手際でお預かりしていたこの桃ちゃんに19日夜、怪我をさせてしまいました。
結果的に7針も縫う大けがをさせてしまって、痛い思いをした桃ちゃんと飼い主様には本当に申し訳ないことをしてしまいました。
飼い主様には快くお許しをいただき恐縮するとともに、今後2度とこのようなことのないよう、保護動物の管理には気を配りたいと思っています。
さて、次は涙が出るくらいほっとする話題を。
5年前「11歳のフィラリア持ちの引っ越し置き去り老犬」の飼い主になってくださったTさん。
大切に室内飼いしてくださって、最終的には16歳・痴呆になったその子を最後まで看取ってくださいました。
この方のご近所で置き去り犬が発生。今回も飼い主に名乗り出てくださいました。
うわぁ〜、何て心があったかい方なんでしょう…奇特な方ってTさんのことを言うのですね。
前のわんこも、薄汚くて痩せこけてていた犬が見る見る真っ白ふっくら幸せわんこに変身して感激。
その後何度か巡回中の狂犬病予防接種会場でお会いし、丁寧に飼っていただいている様子を嬉しく拝見させていただき、感謝していました。
可哀想と思うだけなら誰でもできるけれど、実際に手を差し伸べることはご自身はもとよりご家族の理解も必要で、とても勇気がいることです。
こんな方がいらっしゃるなんて、まだまだ人間も捨てたものじゃないなと思えます。