こんにちは。私はアニマルセラピー研究会というサークルに所属している山口大学の学生です。
かぎしっぽの会と交流のある私たちは、みなさんと「地域猫のススメ~ご近所の猫トラブルを考える~」という講習会に参加してきました。
NPO法人「ねりまねこ」から亀山ご夫妻を講師として招き、四宮学舎や山口市環境衛生課、かぎしっぽの会からもお話していただきました。ねりまねこさんはこれまで9年間、地域猫推進ボランティアの活動としてTNRや保護・譲渡を数多く経験してきたベテランの団体です。人間の無責任さゆえに増え続けてしまった野良猫トラブルを解決すべく、猫が好きな人も嫌いな人も暮らしやすいまちづくりを目指しています。
野良猫をTNRし地域猫として適正に管理することが野良猫トラブルの解決策になるということ。また、地域の問題を地域の住民主体で解決していくための方法・活動の心得を、実際の事例や参加された方々の白熱した意見交換から学びました。
私達はかぎしっぽの会と活動しているなかで、山口市の野良猫トラブルで知らなかったことや、様々な価値観や考え方を持つ人との関わりについて学ぶことが多いです。今回の講習会からは、今後私達が活動を広げていくと直面するであろう様々な困難を乗り越えていくためのヒントを得ることができました。
講習会のタイトルにもある「他人事ではない!」地域猫についてもっと深く考え取り組まなくては…と、地域のみんなが思えるような社会をつくっていきたいですね。ねりまねこさんをはじめ講習会に関わった方々、貴重なお話を聴かせていただきありがとうございました。