11月4日(土)、こどもと本ジョイントネット21・山口は、写真家で映画監督の大西暢夫さんをお迎えして、講演会「映画監督として、写真家として、熱い思いを語る ~ドキュメンタリー映画「水になった村」のことなど~」を開催します
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「じょさん、食い過ぎやで!」「山で食べると何でもおいしいの。わははは~っ!」
五合の炊き込みごはんを一気に平らげたのは
80代のじょさんと20代の僕だった。
15年の間東京から通い、ジジババたちと、よく食べよく笑った。
ここは僕の宝物だった。
ジジババが山を去る日、僕も徳山に別れを告げた。
この場所を繰り返し伝えることが村の記憶につながってゆくのだろう。
映画『水になった村』のことを中心に、徳山村のことなどお話していただきます。日 時
2023年11月4日(土)14:00~15:30(13:30開場)
会 場
光市室積コミュニティーセンター ホール
光市室積1-6-1
0833-78-0267
駐車場在り参加費
1,200円
申 込
こどもと本ジョイントネット21・山口
090-3637-0179(三浦恵)
080-5618-2398(三浦久)
jointnet2000@gmail.com (山口)
主 催
こどもと本ジョイントネット21・山口
後 援
光市、光市教育委員会、山口県子ども文庫連絡会、手づくり絵本の会
大西暢夫
1968年東京生まれの岐阜県育ち。写真家、映画監督。東京綜合写真専門学校卒業後、写真家・映画監督の本橋成一氏に師事。1998年からフリーカメラマンとなって全国を巡り、主に社会的なテーマや辺境の地を取材、撮影し写真や映像で記録し続けている。現在は岐阜県揖斐郡池田町を拠点とする。著書に『僕の村の宝物 ダムに沈む徳山村 山村生活記』『水になった村 ダムに沈む村に生き続けたジジババたちの物語』(情報センター出版局)、『おばあちゃんは木になった』(ポプラ社)【日本絵本賞】、『徳山村に生きる 季節の記憶』(農文協)、『ぶたにく』(幻冬舎)【産経児童出版文化賞大賞、小学館児童出版文化賞】、『糸に染まる季節』(岩崎書店)、『ここで土になる』(アリス館)、『ホハレ峠 ダムに沈んだ徳山村百年の軌跡』(彩流社)【農業ジャーナリスト賞】、『お蚕さんから糸と綿と』『和ろうそくは、つなぐ』(アリス館)など多数。監督作品に『水になった村』【第16回EARTH VISION 地球環境映像祭最優秀賞】、『家族の軌跡 3.11の記憶から』『オキナワへいこう』。大西暢夫さんによる徳山村関係の著書他
『僕の村の宝物 ダムに沈む徳山村 山村生活記』
(情報センター出版局 1998.2)
『おばあちゃんは木になった』
(ポプラ社 2002.5)
【第8回日本絵本賞】
『水になった村 ダムに沈む村に生き続けたジジババたちの物語』
(情報センター出版局 2008)
『徳山村に生きる 季節の記憶』
(農山漁村文化協会 2009.5)
『ホハレ峠 ダムに沈んだ徳山村百年の軌跡』
(彩流社 2020.4)
【第36回農業ジャーナリスト賞】
映画『水になった村』DVD
映画『水になった村』パンフレット
(ポレポレタイムス社 2007.8)