山口盆地考2017 逆さにすれば、森―岩崎貴宏

ヴェネツィア・ビエンナーレは、1895年から続く国際的な芸術祭で、日本は戦後、サンフランシスコ条約が発効した1952年から参加しています。今年は第57回展が5月13日から11月26日の約6か月間、ヴェネツィアのジャルディーニを主会場として開催中ですが、本事業では、この日本館展示作家の岩崎貴宏さんを山口にお招きして、開幕したばかりのヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展への参加体験について語ってもらいます。
日本館の展示では、宮島の厳島神社のほか、山口の瑠璃光寺五重塔も上下反転させた部分を含む精巧な模型で再現されており、現地で高い評価を得ています。
第1部の岩崎さんによる報告の後、第2部では、5月8日から16日まで現地に赴き、ヴェネツィア・ビエンナーレの他の国々の展示等も調査・取材してきた藤川哲がトーク・セッションに加わり、現代アートの方向性について解説します。

事業名:
逆さにすれば、森―岩崎貴宏
山口盆地考2017 スライド・レクチャー&トーク・セッション
第57回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展 日本館報告会

日 時:2017年6月16日(金)19:00~20:30(18:30開場)
場 所:山口情報芸術センター(YCAM) スタジオC(山口市中園町7-7)

お問い合わせ先:083-933-5234(担当:藤川)

※参加無料

講師:岩崎貴宏(アーティスト、1975年生まれ、広島在住)

主催:特定非営利活動法人 山口現代芸術研究所 [YICA]
共催:やまぐち街なか大学
助成:公益財団法人 山口市文化振興財団
後援:山口大学人文学部 藤川哲研究室、山口大学教育学部 中野良寿研究室、the temporary space、Do a Front