積み木をプレゼントしたい人 ― 子どもや孫 ― を想いながら、いろいろな形の木片で積み木をつくる2日間の山口県立美術館のワークショップに参加しました。
だから、参加者も小さな子どもをお持ちのお母さんが大半を占めていました。託児もあるという、行き届いた企画です。
東京スカイツリーのデザイン監修者として著名な彫刻家 澄川喜一の木彫作品 初期の《マスク》シリーズから最近の《そりのあるかたち》12点を展示した「澄川喜一展 ― マスクからそりのあるかたちへ ―」展を鑑賞し、LBファニチャーワークスで平川和明さんのお話を聞き、自分で欲しいだけ(積み木にできるだけの)材料となる端材を選びました。
それからは、ひたすら、子どもが使っても危なくないようにサンドペーパーをかけました。
みんなの木を磨く「シャーシャー」という音だけが、美術館中に響き亘り、美術館の人から「森の人」達って呼ばれました。
家に帰ってからも3週間、ひたすらサンドペーパーをかけ続けました。
そして、仕上げに蜜蝋などを塗って完成させました。
この積み木を「あなた」は喜んでくれるでしょうか。
日時:2012年6月15日(金)、7月5日(木)10:00~16:00
場所:山口県立美術館
講師:榎本 寿紀
主催:山口県立美術館